日記内連載 春夏秋冬の奇妙な闘病記 第三話 命の選択 抗癌剤

注意 今回の闘病記は少し汚い表現があります。飲み食いしながらは、読まないほうがいいですよ。

あの病気だと宣告された次の日からの話です。私がとりあえず朝食を食べ終わり、今日から始まる『治療』に怯えていると、早速、担当医と看護婦軍団(みな若くて可愛い。あと何故か皆氣士団FAN)が大勢で、点滴グッズを持って現れました。

看護婦軍団が慣れた手つきで、点滴セットをくみ上げていく中、私と担当医の会話。

私『先生、おはようございます』

担当医『おはようございます、春夏秋冬さん』

私『今日から点滴で治療なんですね?』

担当医『ええ、今日から週5日間の点滴をして、休憩を1週間挟んで、また、5日間の点滴をして〜というのを始めます』

私『はい? よく、言っていることが、わからないんですが……』(むしろ解かりたくない)

担当医『簡単に言うと、これから1週間置きに点滴と休憩を交互にやっていくということですよ。数ヶ月かけてね』

私『解からない、何言ってるのか、全然解からない!!』

という、私の抵抗も虚しく、こうして点滴治療が開始されたわけです。しかし、私も大人の男。しかも、『侍』(当時からすでに名乗ってました)実際のところ点滴ごとき、何も怖くなかったわけですよ。この時はね。実際、注射も怖くなかったですし、それまで私は献血の常連でもありました。だから、怖かったわけじゃないんですよ。嫌だったのは、


『これから何ヶ月も病院に監禁されるという事実』


これが、嫌なだけでした。まだ、この時までは。しかし、それも日に日に変わってきます。1日目の点滴終了後(この時開始から、6〜7時間たってます)

長い点滴に疲れたのか、多少気分が悪い私。しかし、夕食として前に出されたのは、我が妻の1人シエルの好物『カレー』

これは食べないわけにはいかないと、全て完食。しかし、数分後にはリバース。
おかしい。いくら気分が悪いと言っても、これは変だ。ああ、そうか、初めての点滴で疲れてんだ。今日は寝よう。以上1日目終了。そして、2日目の点滴中には既に、

………』(気分が悪くて、言葉さえ出せない状況)

になってました。あとで、担当医に聞くと、なんでも普通は1日目で身も心もボロボロになる程キツイ薬だったそうです。むしろ1日目に食事を出来ただけ、すごいとまで言われました。

結局、点滴が始まってから5日間食事は『サクランボ1つと、コップに水を一杯』が限界でした。(しかも、それすら吐く始末)

さすがあの病気専用の薬。あの病気を殺すための猛毒。その力は私そのものすら、消す勢いでした。

こんな生活でしたから、1週間で10kg体重が落ちても、仕方ないよね。

第3話 抗癌剤 命の選択 終了

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