日記内連載 春夏秋冬の奇妙な闘病記 第2話 病名発覚 白い巨○
私が入院して1週間。ようやく検査の類が全て終了した頃の話です。この頃は本当に『やっと終わった』感が私の中で広まってました。(実際はまだ、始まっても無いのに……)
毎日のレントゲンと採血。そして、日替わりの検査。特にこの日替わりのヤツで呼吸によって肺の状況を検査するやつがあったんですが、それが一番辛かった。
この検査、息を止めたり吐いたりの時間の長さと、このときに咳をしてはイケナイというのも相当きついですが、それよりもは口に加えたトイレットペーパーの芯並みの筒を業務用の頑丈なテープで固定されるというのが、一番辛いです。
そして、それは当然、はがす時にむちゃくちゃ痛い。
私「ふがふが」(訳、先生、お願いですからやさしくしてください)
女医「解かりました。痛くないようにゆっくりはがしますね」
そして、女医(若くて美人)の手が私の口元のテープを優しく……
ビリッ!!
私「ふがっ!?」(訳、痛っ!!)
女医「苦しいでしょう? 今楽にしてあげるからね」
迫り来る女医の手。おびえる私。
私「ふがふがっ」(お願いもうやめて!!)
女医「もう少しだからね」
ビリビリビリッ!!
私「ふが〜〜〜〜〜」(訳、いや〜〜〜〜〜〜〜)
終了後。
女医「よくがんばったわね。また、今度もがんばろうね」
私「……はい」(……嫌だ)
んで、毎度のこと、ボロボロになった私がその日部屋に戻ると、なにやらマイク放送が院内に流れたわけですよ。
マイク『これより、○○先生の総回診です。患者の皆様は部屋にお戻りください』
意味が解からないまま病室で待つこと30分。訪れたそれに私は目を疑いました。だって、
『白衣を着た医者の群れ(約30人)が、4人部屋の狭い病室に押しかけてくるんですよ』
そりゃびっくりします。しかし、本当にびっくりするのはこの後でした。こんな大勢(病室に入りきれないほど)で来て何をするのかと思ったら、私の前にリーダーと思われる医者が来て、カルテを一瞥すると、
『ああ、大丈夫、かならず直るから』
と、励ましと言うより、気休めに近い言葉をかけてくれました。しかも、これで、総回診とやらは終わりでした。ね、びっくりするでしょう? まさに白い巨×
ちなみにこの日の夜医者に両親とともに相談室みたいな所に呼ばれ、あの病気だって宣告されました。この時、本当に総回診は気休めだと確信しました。
皆さんもこんな奇妙な(イタイ)生活を送りたくなかったら健康には注意しましょう。